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沖縄にしかない体験って何だろう 「琉泊」という宿泊

民泊事業に携わり始めて10年以上が経過しました。


以前、奄美大島及び群島に向けて航空会社と協働で地域振興のお手伝いをしていた頃に、奄美大島での民泊事業をブランディングした「伝泊」に関わった経験があります。


「しま」で育まれた「ひと」や、その文化・慣習こそが「たから」であると考え、集落住民と訪れる人の出会いによる「伝統の継承」の枠組みをつくるために、奄美大島特有の建築や伝統的・伝説的な集落文化を次世代に残し伝えていきたいという想いを込めて「伝泊」というブランドが出来上がったといいます。


今、私が活動する拠点である沖縄には、琉球の開闢(かいびゃく)神話があります。


最も有名な伝説は、アマミキヨという神が、ニライカナイ(神の世界)から降り立ち国づくりを始めたというもので、アマミキヨは島々をつくり、一組の男女を住まわせ、二人の間からは三男二女が生まれたというものです。


そのアマミキヨが沖縄本島に上陸したのが知念岬あたりだと言われています。そして久高島。。。


アマミキヨは七御嶽(うたき)を作ったとされ、久高島から沖縄本島へと穀物が広まったとされる伝説もあります。


「沖縄にしかない体験ってなんだろう?」


最近、自分の命題のように日々考えていますが、こういった沖縄にしかない聖域や神話を感じられるような宿泊体験を作りたい欲求は非常に高いです。


名付けるなら「琉泊(りゅうはく)」でしょうか。

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