琉球新報コラム「仕事の余白」で執筆していた際のコラム記事を掲載しています。
琉球新報のコラム「仕事の余白」の執筆陣の1人として、主に沖縄観光や民泊に関することを執筆していました。
コラム第1弾は、「沖縄民泊への確信」。沖縄とは縁遠い地から移り住んだ私が感じた沖縄の観光コンテンツの魅力や沖縄民泊のポテンシャルの高さをお伝えしています。
沖縄民泊への確信
2014年9月に何の予備知識もないまま移り住んだ沖縄生活は驚きの連続でした。
それまで漠然と持っていた沖縄のイメージは「温暖なリゾート地」であり「青い空キレイな海」でした。私は沖縄に来るまでの数年間は東北地方で「オトナ民泊」という新たな観光スタイルの構築に携わってきており、そのノウハウを糧に日本有数の観光地である沖縄においてもオトナ民泊の推進を目的にゼロからのスタートを切ったのでした。
東北地方と同じく中高生の修学旅行の受け入れを積極的に行っている風土が沖縄にあることを知っていたので「教育旅行民泊」を推進している、やんばるをまずは自分の足で歩くことから始めました。
そこで初めて「青い空キレイな海」以外の多彩な観光コンテンツが多数存在する現場を自分の目で耳で肌で感じる経験をしました。
素晴らしい観光コンテンツが眠っている現実に驚くと同時に確信を持ったことを今も鮮明に憶えています。この埋もれている観光コンテンツを顕在化して旅行者に体験してもらうことによって新しい沖縄の魅力を広く国内外にも発信できる。それは新たな観光スタイルとしてのオトナ民泊であり、まねのできない「沖縄民泊」をつくることができるという確信です。ただそれを実現するには、とても大きな問題が存在することも事実でした。
本コラムが皆様の目に留まり、沖縄の観光や沖縄民泊の発展に少しでも貢献できれば嬉しく思っています。
RYUZ沖縄株式会社
代表取締役 藤本隆司
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